吉浦眞琴
口のない器
ハーネミューレ紙、雁皮紙、油性インク / シートサイズ 57x49.5 / 2022
untitled
石膏、木製パネル、油性インク / 24.5x18x2 / 2022
Statement
銅版画の制作のプロセスではイメージを出現させるために、銅を傷つけ腐蝕させることで銅に溝を作ります。この銅版の腐蝕による出現と消滅のプロセスを何度も思い出される記憶やこころの中で繰り返し湧き上がる感情など不定形なものにかたちを与える手段として選択しています。
Profile
1994年 神奈川県生まれ
2017年 京都造形芸術大学美術工芸学科油画/版画コース卒業
2019年 京都市立芸術大学 大学院美術研究科絵画専攻版画修了
個展
2019年 「砂漠の洪水」(大阪/芝田町画廊)
2021年 「しちひきでもはち」(京都/ギャラリー恵風)
2023年 「雷を捕まえる」(大阪/芝田町画廊)
受賞
2018年 第43回全国大学版画展 町田市立国際版画美術館収蔵賞
2018年度京都市立芸術大学制作展 大学院市長賞/収蔵賞
2022年 南セミナリヨ現代版画展 大賞
2022年 第89回版画展B部門奨励賞