Kobe Art Marché 2023

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IWACO

上を向いて
石塑粘土・スタイロフォーム・着物・帯・古布・ワイヤーetc / H70×W23×D28 / 2022

樹の精霊
石塑粘土・スタイロフォーム・着物・帯・古布・ワイヤー / H60×W24×D20 / 2019

幸せのおまじない
石塑粘土・スタイロフォーム・着物・帯・古布・ワイヤーetc / H38×W15×D20 / 2022

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Statement

私の作品は石塑粘土で造形した空想上の生きモノを古布や着物で覆う立体造形で「柔らか な彫刻」です。作品には内面的なストーリーを練り込むような表現をしますが、その部分は 覆い隠して心に温かな作品を生み出すよう心掛けています。 白い粘土のフォルムは冷たく私達の心の奥底に秘めている前生から練り込まれてきたDNA の魂(かたまり)のようです。人は皆その魂をボディという布で覆っているように感じます。 私が古布や着物・帯・布のはぎれ・アンティークレースなどを使うのは私の手元にたどり着 くまでの時の流れと人の温かさを感じるからです。 無機質な白い粘土が布と一体になることで繭の中にいるような安心感に包まれる気がして、 心地良いので素材として布を用いています。そのような想いを人形(ヒトガタ)という枠に とらわらず空想上の生きモノを擬人化して制作しています。 元気や勇気を発信する作品ですがよく見て頂くと小さなメッセージを込めています。 例えば背中にスカルを配置したり、お腹に涙のしずくをさりげなく模様にしてみたりと気 づいた人にだけ何かしら発見があるように。前に一歩進めるメッセージになればと想いを 込めています。 新しい作品を想い描く時にいつも迫力や無限という言葉が浮かびますが実際に手を動かし 作り始めると上品さや品格を意識する自分が存在しています。 テーマはその時々で様々ですが重いテーマでさえ明るく跳ね返すような勢いのある笑顔が こぼれる作品をと試行錯誤を重ねています。

Profile

2010 東京表参道ヒルズ・ギャラリー80個展(~’2013)
2012 TBS DOLL SHOW 出品 赤坂サカス
DOLL EXPO 2012(特別賞)受賞
2014 日本の創作人形作家たち展 出展(美術館「えき」KYOTO)
2015 岩槻創作人形公募展(審査員賞)受賞
ドールアート展 in うつくしま 2015 入選
秋の日本現代美術展 出展(パリ Galerie Etiennede Cansans)
2016 アートストリーム 2016(関西大阪21世紀協会賞)受賞
積雲画廊二人展(東京 積雲画廊)
2017 クラフトアート人形コンクール(ぶんかとう賞)受賞
インターナショナル和食フォーラム(パンフレット用 Doll 提供)
2018-2019 ART EXPO in NY(ニューヨーク)
2018 クラフトアート人形コンクール(万画廊賞 伊藤 愛 賞)受賞
私の好きな人形たち展(長野 展示とトークショー)
ロンドングループ展(ロンドン Sway Gallery)
2019 クラフトアート人形コンクール(大阪大丸美術画廊賞)受賞
(銀座人形館 太田 千花 賞)受賞
IWACO博士のSF博物館(大阪大丸美術画廊)
2020 – 2022 クラフトアート創作人形展(阪急梅田本店アートステージ&東京)
2022 UNKNOWN ASIA(大阪グランフロント)レビュアー賞
UNKNOWN ASIA EXTRA(大阪フェスティバルタワーウエスト)
グループ展 多数

Web site

https://www.soranote.art